毎日、家事や育児、仕事に追われて、自分の時間ってほとんどないですよね。
子どもたちがやっと寝たと思ったら、気づけばリビングでうたた寝。
そんな忙しい日々を送るあなたにとって、お風呂は唯一ホッとできる時間かもしれません。
アロマキャンドルの揺れる炎と香りに包まれたバスタイム、本当に素敵ですよね。
でも、「もし火事になったらどうしよう」「煙が出て体に悪くないかな」といった不安も同時に感じてしまうと思います。

結論からお伝えすると、お風呂でアロマキャンドルを使うといくつかのリスクがともなうため、注意が必要です。
この記事では、アロマキャンドルを使うときに注意すべき危険なポイントと、安全に楽しむための具体的な方法を詳しくご説明します。
また、火を使うのがどうしても心配な方のために、火を使わずにアロマキャンドルのような癒し効果が得られる安全で手軽なアイテムもご紹介します。
この記事を読み終える頃には、あなたの不安は消え去り、今日からでも最高のバスタイムを始められるはずです。
一緒に安全なバスタイムの秘訣を見ていきましょう。
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自然蒸散のやさしい香りと投影ライトで、火を使わずに安全&癒しのバスタイムを叶えます。
火を使いたくないけど“癒しの灯り”も欲しい…というあなたにぴったりです。


お風呂でアロマキャンドルは本当に危ない?知っておきたい5つの注意点
お風呂でアロマキャンドルを使うと、いくつかのリスクがともないます。
ここでは、お風呂でアロマキャンドルを使うときに特に気を付けてほしい5つのポイントを、その理由と対策と一緒に詳しくお話しします。
アロマキャンドルの危険性は、火事だけではないんです。
知らずにいると思いがけない事故につながる可能性もあるので、この機会にしっかり覚えて、自分や家族の安全を守りましょう。
【注意点1】火事のリスク:不安定な場所や可燃物から離す
お風呂でのアロマキャンドル使用でやはり一番心配なのは火事ですよね。



火事が起こる原因として一番多いのがキャンドルの転倒です。
バスルームは水を使う場所ですが、シャンプーボトルやタオル、バスローブなど、意外と燃えやすいものがたくさんあります。
お風呂の湯気や熱で壁や天井に水滴が溜まり、その水滴がキャンドルの炎を揺らすことで、倒れる原因になることもあので注意が必要です。



置く場所も重要です。
少しの振動で倒れてしまうような不安定な場所に置くのは避けましょう。
たとえば、シャワーの水圧や子どもが勢いよくドアを開けたときの風圧など、ちょっとした動きで簡単に転倒してしまう可能性があります。
火事のリスクを避けるためにも、まずはキャンドルを置く場所をしっかり確保することが一番の対策です。
絶対に倒れない平らで安定した場所に置きましょう。



床に直接置いたり、浴槽のフチに置くのはやめてくださいね。
湯気で炎が揺らぐのが心配な場合は、ガラス製のランタンやホルダーに入れて使うと安心です。
これらの対策をすれば、火事のリスクを大きく減らせます。
【注意点2】一酸化炭素中毒:換気は必ず行う
アロマキャンドルをお風呂で使う際にもうひとつ気になるのが、一酸化炭素中毒です。
お風呂のように密閉された空間で火を使い続けると、酸素が足りなくなり、不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生してしまう可能性があります。



一酸化炭素は色も匂いもないため、気づかないうちに中毒になってしまうのが怖いところです。
中毒になると、頭痛や吐き気、めまいなどが現れ、ひどい場合は意識を失ったり命に関わったりすることもあります。
特に寒い冬は換気扇を回さず、窓も閉め切ってしまうことが多いかもしれません。
一酸化炭素中毒を防ぐために最も大切なことは「換気」です。



お風呂でアロマキャンドルを使うときは必ず換気扇を回し、もし可能なら窓を少し開けておきましょう。
空気を常に循環させることで酸素不足を防ぎ、一酸化炭素が発生するリスクを最小限に抑えられます。
また、キャンドルはひとつだけ使うのがおすすめです。
複数のキャンドルを同時に使うことで危険性が増します。
もしキャンドルを使っている最中に少しでも頭が痛くなったり気分が悪くなったりしたら、すぐに火を消して新鮮な空気を吸うようにしてください。
もしものときのために、こういった対処法も頭に入れておくと安心です。
【注意点3】火傷や肌トラブル:ロウの飛散に注意する
アロマキャンドルの炎や溶けたロウにも危険が潜んでいます。



炎にうっかり近づきすぎると、熱で火傷をするかもしれません。
特に、湯船に浸かっていてウトウトしているときなど、無意識に手を出して火傷をしてしまうケースも考えられます。
また、溶けたロウはとても熱く、肌にかかってしまうとひどい火傷につながる場合があるため注意が必要です。
ロウが飛び散る原因としては、キャンドルの中に水滴が落ちたり勢いよく吹き消したりすることが挙げられます。
ロウの飛散を防ぐためにも、水がかからない場所に置きましょう。
【注意点4】排水口の詰まり:ロウを流さない
お風呂でアロマキャンドルを使うときに意外と見過ごしがちなのが排水口のトラブルです。



溶けたロウをそのまま流しに捨ててしまうと、ロウが冷えて固まり、排水管の内側にくっついてしまいます。
これを繰り返していると排水口が完全に詰まってしまい、お風呂の水が流れなくなってしまうことも。
排水管の詰まりは専門業者に頼まないと直せないことが多く、余計な出費になってしまいます。
そんなトラブルを避けるため、使い終わったキャンドルのロウは固まってからスプーンなどで取り除くか、ロウが固まったキャンドルごと燃えるゴミとして捨てるようにしてください。
絶対にロウを排水口に流したり、湯船に溶かし入れたりするのはやめましょう。
【注意点5】消し忘れ:入浴後やうたた寝前には必ず消火する
お風呂でリラックスしていると、つい時間を忘れてしまいますよね。
しかしキャンドルの火を消し忘れると、火事につながる危険性が高まります。
特に湯船でうたた寝をしてしまうと、気づかないうちに火が燃え続けてしまい、思わぬ事故に発展するかもしれません。
安全に楽しむためには、キャンドルを使う時間をあらかじめ決めてアラームをセットするなど、時間管理を意識すると安心です。



お風呂を出るときには必ず火を完全に消す習慣をつけましょう。
安全にキャンドルを楽しむためには、使っている最中だけでなく、使い終わったあとの対処までしっかり意識することが大切です。
実際、東京消防庁から「アロマキャンドルの炎を消し忘れたために出火した火災」が報告されています。
炎を消す際は、口で吹き消すのではなく火消し用の専用ツール(スナッファー)やフタを使うのがおすすめです。
風で火の粉が飛び散るのを防ぎ、より安全に消火できます。
慌てて火を消そうとすると転倒や火傷のリスクもあるため、落ち着いて安全に消火することが大切です。
火を使わずに安全に癒される!アロマキャンドル以外のバスタイム充実法
「やっぱり火を使うのは怖いな」「小さい子どもがいるから心配」と感じる方もいますよね。
でもご安心ください。火を使わなくても、アロマキャンドルのような癒し効果を安全に得られる方法はたくさんあります。
ここでは、あなたのバスタイムを充実させてくれる火を使わない手軽なアイテムをいくつかご紹介します。
これらのアイテムを上手に活用すれば、火事や一酸化炭素中毒の心配をせずに心ゆくまでリラックスできますよ。
アロマディフューザーや入浴剤で手軽に香りを楽しむ
アロマキャンドルの大きな魅力のひとつは心地よい香りですよね。
その香りだけを安全に楽しむなら、アロマディフューザーやアロマ入浴剤がおすすめです。
アロマディフューザーは、水とアロマオイルを入れてボタンを押すだけで香りのミストがバスルーム全体に広がります。



火を使わないので安全なのはもちろん、タイマー機能付きのものを選べば消し忘れの心配もありません。
バスルームの棚の上など、安定した場所に置けるコンパクトな製品もたくさんあります。


もっと手軽に香りを楽しみたいなら、アロマバスソルトやアロマ入浴剤がおすすめです。
お湯に入れるだけで蒸気と一緒に香りが立ち上り、心身ともにリラックス効果が期待できます。



入浴剤によっては、香りだけでなく肌がしっとりする効果も期待できますよ。
「今日はこの香り」と選ぶ楽しみも増えるので、バスタイムがより豊かな時間になります。
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LEDキャンドルやバスライトで幻想的な空間を演出する
アロマキャンドルのもうひとつの魅力は、炎がゆらゆら揺れる幻想的な雰囲気ですよね。
「揺れる炎は好きだけど、火は怖い」という方には、LEDキャンドルがぴったりです。
本物のキャンドルのようにゆらゆらと揺れる光を再現しており、見た目はほとんど同じです。



火を使わないので火事や火傷の心配が一切なく、お子さんがいても安心して使えます。
しかも、一度買えば電池を替えるだけで何度も使えるので、お財布にも優しいのが嬉しいですね。
さらに、バスルームの照明を暗くしてバスライトを浮かべるのもおすすめです。
防水性のあるLEDライトを湯船に浮かべると、水面が幻想的に輝いてまるでスパに来たかのような気分を味わえます。



色が変わるタイプのものを選べば、その日の気分に合わせてバスルームの雰囲気を変えることも可能です。
これらのアイテムを組み合わせて、あなただけの特別な癒し空間を作ってみてください。
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お風呂でアロマキャンドルを使用する際によくある質問
ここでは、お風呂でアロマキャンドルを使用する際によくある質問をQ&A形式でまとめました。
Q1.お風呂用のアロマキャンドルを選ぶポイントは?
お風呂用のアロマキャンドルを選ぶ際は、素材と形に注目しましょう。
まず、素材は植物性ワックス(ソイワックスや蜜蝋など)を使ったものがおすすめです。
石油系のパラフィンワックスと比べてススが出にくく、燃焼時間も長い傾向があります。
また、アロマオイルが天然由来のものかどうかも確認してください。
人工香料よりも天然のエッセンシャルオイルを使ったものの方が、より自然で心地よい香りが楽しめます。
形はガラス製の容器に入ったタイプが安全です。
火が直接露出しないので、火事のリスクを減らせます。
芯は安定して燃えるように、少し太めのものや木製の芯を選ぶと安心です。
香りはリラックス効果が期待できるラベンダーやカモミール、サンダルウッドなどがバスタイムには特に人気があります。
Q2.子どもがいる家庭でもお風呂でアロマキャンドルを使えますか?
小さなお子さんがいる家庭では、火を使うアロマキャンドルは基本的におすすめできません。
お風呂で一緒に入っていると、予想外の動きで倒したり触ってしまったりする可能性があるからです。
安全性を優先するなら、LEDキャンドルやアロマディフューザー、入浴剤など、火を使わないアイテムを活用しましょう。
炎の揺らぎや香りを楽しみたい方は、LEDキャンドルとアロマ入浴剤を組み合わせると雰囲気も十分に演出できますよ。
Q3.お風呂でアロマキャンドルを安全に楽しむための便利グッズはありますか?
お風呂でアロマキャンドルを安全に楽しむためには、いくつかの便利グッズがあります。
まず、キャンドルホルダーやランタンは必須アイテムです。
ガラスや金属製の安定したホルダーに入れることで倒れるリスクを減らし、火が直接壁や燃えやすいものに触れるのを防ぎます。
また、キャンドル消火ツール(スナッファー)があると、ロウに芯を浸したり火を覆ったりして安全に消火できます。
口で吹き消す際に飛び散る火の粉や煙を防げるためとても便利です。
さらに、浴室の照明を落とす代わりにバスライトや防水性のLEDライトを一緒に使うと、幻想的な雰囲気を作りながらキャンドルの火に頼りすぎずに済みます。
これらのグッズをうまく活用して、安心で快適なバスタイムを過ごしましょう。
まとめ:お風呂でアロマキャンドルを使う場合は安全に楽しもう
お風呂でアロマキャンドルを楽しむには、火事や一酸化炭素中毒、ロウの飛散や排水口の詰まりといった思わぬリスクが潜んでいます。
ですが、置き場所や換気、消火方法など基本的な注意点を守れば、安全に香りや雰囲気を楽しむことが可能です。
それでも「やっぱり火を使うのは不安…」という方は、アロマディフューザーや入浴剤、LEDキャンドルといった火を使わないアイテムを取り入れるのもおすすめです。



どちらを選んでも大切なのは、自分や家族が安心してリラックスできる環境を整えることです。
今日からは、正しい知識と工夫で、心からくつろげるバスタイムを楽しんでくださいね。
浮かべてスイッチONするだけで、香りと光の幻想世界に浸れるバスアロマ。
自然蒸散のやさしい香りと投影ライトで、火を使わずに安全&癒しのバスタイムを叶えます。
火を使いたくないけど“癒しの灯り”も欲しい…というあなたにぴったりです。

